任天堂はDSやWiiなどのプラットホームを提供する企業ですが、プラットホーム事業だけでこんな好調が長く続くとは思えません。
しかし、いまはDSもWiiも非常に調子がよく、売れ続けています。
ほぼ単一の事業で、しかもゲームで、売上高が2兆円を超え、4000億円以上の純利益を出すというのですから、すごいのひと言です。時価総額でも日本のトップ5に入るようになりました。一芸に秀でて世界を制す――これは他のメーカーにも見習ってもらいたいですね。
私は十数年前から、総合電機や総合商社など「総合」の字がつく企業はいずれダメになると警告していますが、任天堂のようなスペシャリストを見れば、そのことがよくわかるでしょう。アメリカのデジタル分野のゴジラ企業も例外なくシングル・プロダクトです。
ただ、任天堂が今後も好調を維持するためには、次のプラットホームを見つけるか、デジタルテレビの付属品としてリモコンに代わるくらいの役割に食い込んでいくことが必要です。 |