画像を見ると、がれきはかなり片付いていますね。もう少し前に現地に入れば、災害の大きさをもっと知ることができたと思います。私はバイクで現地を見ましたが、印象は全く違ったものでした。ただ、これはこれで大変貴重な資料だと思います。
私がここで言いたいのは、この仕事は本来、日本政府がやるべきだったということです。グーグルが使っているカメラには日本製のものも多く、国にやる気さえあれば、グーグルのような技術を使って撮影することは簡単にできたでしょう。
それをグーグルに先にやられてしまい、世界中の人が震災の傷跡をグーグルを通して見るというのは、日本人として恥ずかしいことです。この仕事は日本政府が全部、自前でやるべきでした。これをグーグルに依存しているという点に、日本政府の情けなさが集約されていますね。
政府内では現在、復興庁の設置などをめぐって政治家や関係部署がお金のぶんどり合戦を一生懸命やっています。一方で、こうした資料の保存をまじめにやる気配はない。それがいまの日本政府の姿です。 |