BBT Learning Market

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番組概要

組織・人事

人材マネジメント論

優れた組織には、どのような顧客に対して、どのような価値を創造し提供するのか、その結果としてどのように収益につなげていくのかという事業ビジョンが必要です。そして、そのような事業ビジョンを具体化するためには、どのような人材を集め、育成し、どのように行動へつなげていくのかという人材マネジメントが不可欠です。

この講座では、マネジメントに携わる全てのビジネスパーソンにとって必要な人材マネジメントの基本的な考え方について、企業の豊富な事例を交えながら、具体的でわかりやすく解説します。

番組詳細

第1回:事業ビジョンと人材マネジメント

はじめに、企業経営と人材マネジメントの接点について確認します。人材マネジメントを行うには、明確な「事業ビジョン」が必要となります。なぜなら、人材マネジメントとは、事業ビジョンを具体化する方法に他ならないからです。第1回目の今回は、事業ビジョンの意味と人材マネジメントとのかかわり、および戦略的な人材マネジメントのあり方について学習します。また、後半では実際に人材マネジメントを通じて優位性を構築しているIBM、スターバックスコーヒー、ミスミ、青梅慶友病院の事例を取り上げて解説します。

第2回:組織の自律性と組織運営の仕組み

現在の経営環境において、組織は自律性を求められています。今回の講義では、自律的な組織とは何か、またその際に必要とされる自律的な人材像とはどのようなものなのかを学習します。組織が自律的であり続け、自律的な人材を育成するためには、自律的な組織マネジメントが必要となります。そのための要素として、「組織品質」という考え方と「先行指標によるセルフマネジメント」について、スターバックスコーヒー、シアーズローバックの事例を取り上げて解説します。

第3回:人の能力と人材フローマネジメント

今回の講義では、人の「能力」について迫ります。そもそも、人の能力とはどういったものを指すのでしょうか。ここでは、人の能力を次の4つに分けて説明します。
1. スキル(知識、専門性、習熟、経験、技能など)
2. 頭の良さ(思考力)
3. 行動特性・思考特性(What構築能力、リーダーシップ)
4. 動機(人の内的ドライブ)
次に、同期と能力指揮、意思と努力による能力開発、さらに、能力開発とその効果測定の考え方について解説します。最後に、スキル習得能力重視の採用の事例として、CSKコミュニケーションズ、パーソナリティー採用の事例として、サウスウエスト航空、青梅慶友病院、メンズウエアハウスの事例を取り上げて解説します。

第4回:人事制度の歴史と報酬管理の流れ

現在、日本では、年功序列賃金、終身雇用制度が維持不能となり、急速に成果型賃金の導入が必要といわれています。それは、現在の日本だけに特有の特徴なのでしょうか?そもそも人事制度や報酬制度は、その国の国民性といった普遍的な命題によって規定されているのではなく、その時々の歴史的背景や企業の経営課題の変化等により常に変化しているものです。今回は、日本と米国の人事制度や報酬制度の歴史的変遷について整理し、マクロ的な視点からみたこれからの人事制度・報酬制度のあり方を探ります。最後に、ミスミの報酬制度の事例を取り上げて解説します。

第5回:仕事コミットメントと組織コミットメント

コミットメントは、企業活動全体のパフォーマンスと高い相関関係があるといわれています。ただ一口に「コミットメント」といってもそのレベルやスタイルは多様であり、どのレベルのどのようなスタイルでのコミットメントを課題とするのか、漠然とではなく明確にして、相互関連性の深い一連の施策を考える必要があります。今回の講義では、コミットメントのタイプと影響要因を説明し、「外因的コミットメント」、「内因的コミットメント」、「組織へのコミットメント」として概念を区別して解説します。今回も実際の企業の実例を交えながら、それぞれのコミットメントを高めるマネジメントを学習します。

第6回:雇用とキャリアのマネジメント

雇用形態の多様化と自律的キャリア形成の風土は、終身雇用の崩壊や人件費の削減といった受身の理由からだけではなく、積極的に企業競争力の強化、戦略性の高い人材マネジメント実現のために避けて通れないものとなっています。
人材マネジメント論の最終回の今回は、雇用とキャリアいついての過去と現在のモデルについて次の5つに整理し、それぞれの特徴と問題点について学習します。
<雇用とキャリアの過去のモデル>
1. 新卒重視終身雇用モデル
2. ハイヤーアンドファイヤーモデル
3. オープンポジションドリブンモデル
<雇用とキャリアの新しいモデル>
4. エンプロイアビリティーモデル
5. キャリアコンピタンシーモデル
次に、最近のキャリアマネジメントの課題として、現在のキャリアマネジメントが抱える6つの問題点を紹介し、今後のトレンドである「雇用形態の多様化」、「外部人材の活用」、「キャリア自律の推進」の3つの観点から、これからのキャリアマネジメントを学びます。

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受講料(税抜)
15,000

講義時間:6時間

受講期間:12か月

講師紹介

高橋 俊介

たかはし しゅんすけ

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。

人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。主な著書に「自由と自己責任のマネジメント」「自立・変革・創造のマネジメント」「キャリアショック」「組織改革」「人材マネジメント論」がある。