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番組概要

大前研一【海外視察】

台湾レポート2011(Chaiwan熱風と日台関係 )

台湾は、日本から機械および基幹部品を輸入して、中国の工場を用いて加工した製品を輸出販売する中継貿易を中心に経済を発展させ、2010年の前年度比実質GDP成長率が10%近くの伸びを見せる。日本固有の技術に依存した事業を展開する台湾企業も多く、半導体のTSMCなど世界を席巻するような事業者も表れている。
本番組では、向研会緑陰セミナー一行が中国市場で躍進する台湾企業を訪れ、Chaiwan熱風を体感する模様をお届けするとともに、台湾経済成功の秘密を探り、将来の日台関係の在り方を提案する。

本番組は2011年8月に放送されたものです。

番組詳細

第1回:台湾レポート2011 Chaiwan熱風と日台関係

台湾(中華民国)は、台北を首都に、九州と同程度の国土を持つ、人口2300万人の国で、2010年GDPは4301億USドルを有する。10万社以上の台湾企業が中国へ進出し、国民の1割を超える約300万人が中国大陸で経済活動を行う。かつての反目する2国というイメージとはほど遠く、ECFA「経済協力枠組み協定」が2011年から既に施行開始されるなど、経済における両国関係は良好で、韓国マスコミがChaiwanと呼び恐れるほどである。

台湾企業は、積極的に工場を中国へ移してきた。そのため、台湾の失業率は5%程度とNIES諸国の中で最も高い数値を示すが、IT産業で頭脳労働者の求人が堅調なことなどを背景に、国民の間には景気に対する不安はあまりない。同国には、貿易ビジネスに圧倒的に有利な中国語、英語、日本語の3カ国語を操り、ハイテク技術を身に付けた起業家精神に富む国民が多く、世界最強の人材を誇る国の一つといってもよいだろう。
受講料(税抜)
5,000

講義時間:1時間

受講期間:12か月

講師紹介

大前研一

おおまえけんいち

経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を経て現職。オーストラリアのボンド大学の評議員兼経営学部教授でもある。著書多数。
撮影/太田真三(小学館)