BBT Learning Market

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番組概要

アントレプレナーシップ

20代起業家の今とこれから

2010年ごろより20代から起業して実績を出している起業家が増えてきました。
その背景として、起業に掛かるコストが近年大幅に下がってきた事、および若者に投資する投資家の数が増えてきたことなどがあげられます。
そこで、本番組では独立系VCとして様々な若手に投資をしている佐俣アンリ氏を講師に迎え、20代の起業家をお呼びして彼らが今考えている事、行っているビジネスを伺っていきます。

番組詳細

第1回:スク―の事例

会社を興すハードルが低くなった昨今、若い起業家が増えている。社会経験は少ないが、パワフルな事業スタイルは、ベンチャーキャピタルも興味を持つという。当番組は20代の起業家に注目し、若者が狙うビジネスチャンス、スタートアップの切り口等を紹介する。講師は、自身が28歳でファンド会社を立ち上げ、若い企業を中心に投資を行っている佐俣アンリ氏。
第1回のゲストは、講師から投資を受けた、株式会社スクーの森健志郎氏だ。両者の対談から、今、起業で起こっていること、最新のトレンドを感じ取ってほしい。

第2回:トランスリミットの事例

スマートフォンの急速な普及により、特に若者世代の起業家は、ITがツールとして重要な位置を占める。本講座のゲストである高場大樹氏は、創業わずか4カ月後に、スマホ用の脳トレゲームアプリ「BrainWars」を発表。半年後には約700万ダウンロードを突破させた。現在、国内のITビジネスパーソンとして代表的な存在であり、市場は世界中に広がっている。なぜ短期間でこれだけ国内外にシェアされたのか。成功の秘訣を講師との対談で詳しく聞く。

第3回:ラクスルの事例

印刷業界といえば、歴史が古く、停滞気味とは言え市場規模は国内6兆円と大きい。成熟された産業の中、「仕組みを変えればもっとよくなる」をテーマに掲げ、24歳でベンチャーを起こしたラクスル株式会社は、ビジネスに必要なあらゆる印刷物を、インターネット専門に取り扱う。現在はCMも打ち、急成長中だ。印刷界のイノベーションはこれまで例を見ないことで、大変珍しい。業界内でどのように成長していったのか、社長の松本泰攝氏を迎え、詳細を伺う。講師との対談から、新規事業をつくるヒントを見つけてほしい。

第4回:UUUMの事例

動画を見る手段はこれまでテレビが主流だったが、近年はインターネットのサイトを利用する人が増えてきた。特にYouTubeは、ユーザーがアップしたコンテンツを共有する場として人気があり、この中で活動する個人をYouTuberと呼ぶ。彼らをサポートしているのが、本講座のゲスト、鎌田和樹氏が代表を務める株式会社uuumだ。現在の所属クリエーターは約40名。中にはビジネスのきっかけとなったHIKAKIN(ヒカキン)がいる。彼との出会いから事業化への経緯、バックグラウンドにある動画配信のトレンドを詳しく聞く。

第5回:20代起業家の今とこれから

シリーズ最終回は、成功している若い起業家たちに共通するトレンドを総括する。大きく分けて、動画配信・Eコマース(電子商取引)・IoT(あらゆるものがネットでつながる)・キュレーション(ネット上での情報の整理・編集)の四つの業態がある。ビジネス手法としては、スマートフォン利用に特化するモデルが目立ち、iPhoneアプリケーションの積極活用も多く見られる。チャレンジ精神旺盛な起業家にとって、日進月歩のネット環境とスマホの普及が進む世界には、初期投資を必要としない絶好のスタートアップ機会がある。
受講料(税込)
13,750

講義時間:5時間

受講期間:12ヶ月

講師紹介

佐俣 アンリ

さまた あんり

ANRI GeneralPartner
慶應義塾大学経済学部卒業後リクルートに入社、モバイルコンテンツ・ソーシャルゲームの新規事業立ち上げに携わる。
EastVenturesにてFreakOut(2014年マザーズ上場)、CAMPFIREの投資と事業立ち上げを行う。また個人としてRaksulやスマポ(2013年楽天に売却)の立ちあげを支援する。
2012年ANRI設立、独立系ベンチャーキャピタルとして24社に投資実行し、事業立ち上げを行っている。
現在20億円規模のファンドを運営中。主な投資支援先としてRaksul、Coiney、CrowdWorks(2014年12月マザーズ上場)、MERY(2014年DeNAに売却)、UUUM、Schooがある。