BBT Learning Market

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番組概要

リーダーシップ

高収益に導くリーダーシップ

今日、ほぼ全ての企業が直面する戦略上の課題がある。それは価値を生み出す道筋が見通せないということだ。一方で、この問題を解決できている企業も少数ながら存在しており、そうした企業では事業のあらゆる面で戦略と事項を自然に結びつけている。投入する商品・サービスは重要市場において他社がうらやむポジションを獲得し、約束したことを確実に実行している。
本番組では、イケア、スターバックス、ファイザー、ハイアール、アップル、アマゾン、インディティックス(ZARA)などの高収益企業の徹底分析で判明した従来型の通念にとらわれないリーダーシップの事例を交えて解説し、戦略を確実に実行して利益に結実させるリーダーの本質にせまる。

番組詳細

第1回:自社の独自性を貫く ~イケア、アップル、アマゾン、ハイアール~

グローバルに成功している会社には、どのような優れた戦略があるのか。高収益に導くリーダーシップの役割を検証する。本番組では、5回シリーズとして、現在も業績好調なグローバル企業15社に注目、各社に共通する特性をつまびらかにする。今回は、イケア、アップル、アマゾン、ハイアールの4社を取り上げ、それぞれの企業風土、行動様式、戦略を検証することで、グローバルに成功する秘訣と、リーダーが果たすべき役割を学ぶ。

第2回:戦略を日常業務に落とし込む ~Zara、JCI、ファイザー、クアルコム~

高収益で成長を続ける企業は、他社の追随を許さないケイパビリティーを持ち、自社の強みを日々磨き続けている。リーダーは、優れた戦略を練り、日常業務に織り込む仕組みを構築、組織全体のレベルアップを図らなければならない。シリーズ第2回の今回は、ZARA、JCI、ファイザー、クアルコムの事例を紹介し、成功しているグローバル企業に共通する行動様式を検証する。

第3回: 自社の組織文化を活用する ~ナチュラ、ダナハー、セメックス~

戦略と実行のギャップが少ない「優れた戦略」には、①自社の独自性を貫く、②戦略を日常業務に落とし込む、③自社の組織文化を活用する、④成長力を捻出するためにコストを削減する、⑤将来像を自らつくり出す、この5つの行動様式が重要になる。シリーズ3回目の今回は、「自社の組織文化を活用する」行動様式に焦点を当て、ナチュラ、ダナハー、セメックスの3社を例に、強い組織文化を持つ企業に共通する特徴を検証し、高収益に導くリーダーシップを考える。

第4回:成長力を捻出するためにコストを削減する ~レゴ、フリトレー、スターバックス~

グローバルに成功している企業の多くは、強力なリーダーシップの下、成長力を捻出するためにコスト削減している。企業の強みであるケイパビリティーを、必要度の面から四つに分類し、選択と集中で資本投下比率を調整する。競争優位を保つためには、あえて支出を増やす決断も重要になってくる。本番組では、レゴ、フリトレー、スターバックスの3社のケースを取り上げ、コスト削減で資金を確保、差別化の礎となるケイパビリティーに積極的に投資して高収益に導くリーダーシップを検証する。

第5回: 建設現場の生産性向上についての取り組み ~コマツ~

高収益に導くリーダーシップ・シリーズ最終回は、自社の独自性を貫き躍進を続ける日本企業を紹介する。小松製作所は、IoT技術を縦横無尽に活用、世界でも抜きんでたユニークな事業としてスマートコンストラクション事業を展開、顧客と一体となって建設現場の生産性向上を目指す。この取り組みは、少子高齢化・労働力不足が深刻な問題となる日本において、建設業界の救世主として注目に値する。本番組では、小松製作所の四家・執行役員をお招きし、世界最先端を走るコマツ流建設現場改革の本質に迫る。
ゲスト:四家千佳史氏(株式会社小松製作所 執行役員 スマートコンストラクション推進本部長)
受講料(税込)
13,750

講義時間:5時間

受講期間:12ヶ月

講師紹介

岸本 義之

きしもと よしゆき

プライスウォーターハウスクーパース・ストラテジー株式会社 ディレクター
東京大学経済学部卒業、ノースウェスタン大学MBA、慶応義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了、博士(経営学)。15年以上にわたり、銀行・証券・保険・ノンバンクなどの金融機関に対し、全社戦略、営業マーケティング戦略、リスク管理、グローバル戦略、組織改革などのプロジェクトを行ってきた。
マッキンゼー・アンド・カンパニー(マネジャー)を経て、現職。