日本企業は国内では激しい同質競争で疲弊し、グローバルでは新興国企業からコスト競争をしかけられ、利益率の長期低下を招いてきた。しかし一方で、高い利益率を享受している企業は、戦略のどこかに「他社と競争しない仕組み」を持っている。競争しないためには、業界のリーダー企業と「棲み分ける」か「共生すること」が必要である。
本番組では、企業は売上高競争、シェア競争ではなく、できるだけ“競争しない状態”を作り、収益を上げなければ存続できないことを示し、競争しない戦略のバリエーションを示し、視聴者の属する企業に活かせるヒントを提示する。