NSV Wolf Capital(NSVウルフキャピタル)代表パートナー
小西六写真工業(現コニカミノルタ)にて写真フィルムの製品開発に従事。1981年の世界初の電子カメラ発表をきっかけに、デジタル技術によるアナログ写真の破壊を30年後と予測。MITマイクロシステムズ技術研究所、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)を経て、1991年にデジタルによる産業転換の震源地であるカリフォルニア州シリコンバレーに移住。
シリコンバレーから多くのベンチャー企業を日本に紹介。1994年より、「シリコンバレーを創った25人」のひとりと言われるレジス・マッケンナのコンサルティングにパートナーとして参加、日本企業グループを立ち上げる。
2002年には、シリコンバレーの重鎮であるリチャード・メルモンと共同でネットサービス・ベンチャーズ(NSV)を創業。未来事業に関するコンサルティングを日本企業に行うと同時に、シリコンバレーのスタートアップ企業のインキュベーションを進める。さらに、2011年に、新しいスキームのハイブリッドVC、NSVウルフキャピタルを立ち上げる。未来産業の指針となる先端ベンチャー・キャピタル(VC)への分散出資とそれらの投資先スタートアップ企業への協調投資を組み合わせたユニークなハイブリッドファンドである。現在第5号ファンドの立ち上げ中。
2024年、新事業開発や既存事業改革には「演繹思考」が必要だと説く新刊「演繹革命」(左右社)を上梓。多くの企業で「演繹」が定着しつつある。
共著書には、「ITの正体」(インプレス)、「成長を創造する経営」「日本的経営を忘れた日本企業へ」(ダイヤモンド社)。その他、週刊ダイヤモンド、日本経済新聞などに投稿多数。
東京大学理学部卒、同修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT) 工学修士。