BBT Learning Market

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番組概要

IT・Web

ドローンが生み出す新たな市場

ドローンは、世界の軍事用と民間用のすべてを合わせた世界市場規模は2015年で1兆2410億円であった。年平均成長率は2015年から2020年にかけて12.9%で推移し2020年には2兆2814億円まで成長すると予想されている。現状では軍事用が過半を超えているが、2020年までには軍事用と民間用はほぼ半々になると予想されている。
ドローンを活用した事例を数多くご紹介し、今後ドローンがビジネスにどの様な影響を与えるか、個人や企業はどのようにドローンを活用し、取り組んでいけばよいのか、最先端の動向とともに、それぞれのビジネスにどのように対応していけば良いのかヒントを解説する。

番組詳細

第1回:ドローンビジネスの可能性

一説では軍事用として世に登場したのが最初とされる自律型無人飛行機・ドローン。近年では、センサーや制御技術の進歩に伴い操作が容易になり、民間利用としての活用事例も増えてきた。関連する日本の市場も、2020年には1400億円規模に成長すると見込む報告が発表されている。本番組では、ドローンの可能性に着目し、自らもドローングラファーとして多くの映像作品を手掛ける大前創希氏を講師に、世界規模で今後の成長が期待できるドローンビジネスの現状と可能性をひもとく。

第2回:測量・検査・土木工事分野のドローンビジネスの事例

IT技術の発展とドローンの出現により、これまでは困難であった空撮動画データなどの視覚情報が、より容易に取得できるようになった。これらの映像を解析し新たな価値を提供する事業が興っている。今回は、ドローンが生み出す新たな市場として、測量・検査・土木工事分野に着目、世界規模で今後も成長が見込めるドローンビジネスの可能性をひもとく。番組では、トライポッドワークス代表取締役兼CEOの佐々木氏をお招きし、映像を基軸としたioTサービス事業の現状と将来展望を伺う。

第3回:農業分野 (アグリ・リモートセンシング)のドローンビジネスの事例

民間利用として活用事例が増えている自立型無人機・ドローンは、さまざまな分野で新しい市場を産み出している。世界規模で今後も成長が期待できるドローンビジネスの現状と可能性をひもとく。今回は農業分野に着目、ドローンが収集するビッグデータを用いたビジネスモデルを紹介する。ドローン・ジャパンは、日本の米作りに代表される「農の匠」の技術伝承をもくろむ。同社は現在、国内の篤農家、データ解析の専門家、ソフトウエア技術者とともに、純民間によるアグリサービスシステムの確立を目指している。
受講料(税込)
8,250

講義時間:3時間

受講期間:12ヶ月

講師紹介

大前 創希

おおまえ そうき

株式会社クリエイティブホープ 代表取締役会長
2002年に株式会社クリエイティブホープを創業し、戦略面を重視したWebコンサルティングを展開。Web戦略の立案・ブランディングから、アクセス解析に基づく科学的サイト分析、Webサイトの設計・構築・運用に至るワンストップサービスを立ち上げ、自らもWebコンサルタントとして数々のナショナルブランドや国際的な企業・団体の大規模Webサイトを成功に導く。2009年4月には、アクセス解析の協議会「アナリティクスアソシエイション(旧:アクセス解析イニシアチブ)」の立ち上げに参画し、副代表に就任する。2013年4月にピコもん(株)を設立。Web上で訪問者とのコミュニケーションを円滑化させるソリューションを開発。2014年末より個人的なドローンの活動を開始。2016年3月26日に、ドローンムービーコンテスト2016 の準グランプリを受賞。ビジネス・ブレークスルー大学/大学院 専任教授。