BBT Learning Market

BBT Learning Market

番組概要

IT・Web

ビッグデータ時代の製造業革命

GEのインダストリアル・インターネット、ドイツを中心に動き出したインダストリー4.0また、IoT(Internet of Things)と呼ばれる動きによって製品や、製造が大きく変わろうとしています。インダストリアル・インターネット、インダストリー4.0、IoTによってもたらされる本質的な変化を、技術だけでなく経営的な視点から挙げ、それに対する日本企業がチャレンジしなければいけない点は数多くあります。。チャレンジを成功するためには、動きを先取りし全体像を戦略的に描くこと、ソフトウェアの重要性を再認識して対処すること、オープンイノベーションによって必要なコンポーネントを集め、さらに差別化要因とならないところは共通化・標準化によってスピードを速め、コストを削減することが必要になる。これらを実践する上でのキーとなるのが人財である。これらのチャレンジをするため必要とされる人財像、組織や育成について本番組では説明して行きます。

番組詳細

第1回:動向と課題

ICT(情報通信技術)やクラウド環境の進展で、大量情報の集積であるビッグデータを活用する時代に入った。その波はまず、小売業・流通業を中心に押し寄せ、製造業へも波及し始めている。米ゼネラル・エレクトリック(GE)が進めるインダストリアル・インターネットと、ドイツが国を挙げて取り組むインダストリー4・0が2大潮流である。いずれも基幹システムたる共通基盤をベースに、アプリケーションソフトは自在に配置可能だ。大胆な他社との協業で全体最適を目指し、ビジネスモデルの劇的な変革が予想される。

第2回:どう備えるか

インターネット、クラウドの進化によってビッグデータ時代が訪れ製造業を大きく変革しようとしている。製造業においては、製品が変わるだけではなく、プロセスやビジネスそのものが変わっていくと予想される。それに対応するためには、戦略的ICT(情報通信技術)活用によるプロセス変革が必要である。これからの時代、変革に立ち向かうためには、どのような人材・組織・体制が必要となるのかを株式会社アイティアイ代表取締役の大和俊彦氏に聞く。
受講料(税込)
5,500

講義時間:2時間

受講期間:12ヶ月

講師紹介

大和 敏彦

やまと としひこ

株式会社アイティアイ 代表取締役
慶應義塾大学工学部管理工学科卒後、日本NCR、日本IBMでThinkPad開発をへてシスコシステムズ入社。後にCTOとしてエンジニアリング組織を立ち上げ、日本でのインターネットビデオやIP電話、新幹線等の列車内インターネットの立ち上げを牽引し、日本の代表的な企業とのアライアンスおよび共同開発を推進した。
その後、ブロードバンドタワー社長として、データセンタービジネスを、ZTEジャパン副社長としてモバイルビジネスを経験。2013年4月から現職。大手製造業に対し事業戦略や新規事業戦略策定に関するコンサルティングを、ベンチャー企業や外国企業に対してはのビジネス展開支援を提供している。日本ネットワークセキュリティ協会副会長、VoIP推進協議会会長代理、総務省や経済産業省の各種委員会委員、ASPIC常務理事を歴任。