ビッグデータやIoT、AIなどの技術が進化し、学習を自動化するスマートマシンにより知識労働者の仕事が危機にさらされており、オックスフォード大学の研究によれば近い将来、アメリカの47%の仕事がなくなるおそれがあると言われています。
企業はこれまで通りの仕事の仕方で付加価値を高めるだけでなく、事業内容、サービス提供形態、そして組織構造の変革についても検討が必要です。
本番組では、人間と機械がどの様な役割分担をしていくべきか、いかに企業の競争優位を創出するか、ビジネスの観点から事象をとらえ、具体的なアクションに関して解説します。
番組概要
IT・Web
AI時代の勝者と敗者
番組詳細
第1回:機械に奪われる仕事、生き残る仕事
Googleの研究部門が開発したAI(Artificial Intelligence:人工知能)が名だたるプロの囲碁棋士たちを打ち負かしたニュースは、コンピューターが人間の能力を陵駕しつつある現状を世に知らしめる一端となった。進化を続けるAIに、企業やビジネスパーソンはどう対応すべきか、優位な価値創出領域は見いだせるのかを考察していく当シリーズ、講師には日本とアメリカを拠点にコンサルタントとして活躍する石﨑氏を迎える。
第1回目は、技術の進歩や環境の変化、われわれへの影響について解説していく。
第1回目は、技術の進歩や環境の変化、われわれへの影響について解説していく。
第2回: AI時代の保険とは
あらゆる業種においてビッグデータやIoT、AI(Artificial Intelligence:人工知能)などの活用が不可避になりつつある昨今、CDO(Chief Digital Officer:最高デジタル責任者)と呼ばれる、企業経営に関わる新しい概念がアメリカで生まれ世界中に広がろうとしている。進化を続けるAIにわれわれはどう対応すべきかを考察する当シリーズ、第2回目はSOMPOホールディングスのCDO楢﨑氏をゲストに迎え、デジタル時代における保険会社の変革を紹介していく。
第3回:AI時代の勝者と敗者 まとめ
AIがプロ棋士に勝ったニュースは記憶に新しいが、今年2月にはカードゲームのポーカーでもプロに圧勝した。囲碁と違い、相手の手札が見えない不完全情報下でのプレーは、だまし合いの心理戦となる。コンピューターが試行錯誤によって自身の機械学習を修正し価値を最大化する強化学習は、車の自動運転などで活用が期待される一方、人の制御できる範囲を超える懸念すら出てきた。
シリーズ最終回は、進化が加速するAIの最前線と、機械が過剰に賢くなってしまう前に、われわれが考えておくべきことを考察していく。
シリーズ最終回は、進化が加速するAIの最前線と、機械が過剰に賢くなってしまう前に、われわれが考えておくべきことを考察していく。
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講師紹介
石﨑 雅之
いしざき まさゆき
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 執行役員
グローバルコンサルティング会社シリコンバレーオフィスのパートナーとして、ハイテク、消費財、流通インダストリーを中心としたFortune 500企業のトランスフォーメーションプログラムを15年以上に渡り手掛け、その後大手グローバルIT会社の事業責任職などを経て現職に至る。モバイル、ソーシャル、ウェブ、クラウドなどの先進テクノロジーがビジネスに与える機会の発掘・課題の解決を専門とし、デジタル化が加速する環境下におけるブランド戦略策定、マーケティング効果向上と効率化、海外事業展開、ワークスタイル変革などのアドバイザリーと、それらを実現するための改革プロジェクト推進を担う。