人口減少により国内経済の規模が縮小していくなか、国内事業がほぼすべてである地域銀行や電力、通信などの地方インフラ企業は、国内経済の縮小の影響をダイレクトに受けることとなります。たとえ地域市場においてシェアが独占状態であっても、人口減少により収益が下がり、事業を営む上での事業費よりも収益が下回ってしまえば、事業継続ができなくなります。地方インフラ企業が事業継続ができなくなることで、地方で暮らす人々の生活が脅かされることが想定されます。
本番組では、地域金融機関を事例に、人口減少の実態をデータとともに具体的に解説したうえで、本質的な課題がどこにあり、今後どのような施策が考えられるのかを解説します。