人生において究極の目的である幸福は、企業の業績にも相関がある。海外の研究では、幸福度が高い従業員は生産性・売り上げ・創造性が高いという調査結果が出ている。企業は人材競争力を高めるべく、社員の幸福度向上に取り組むべきだろう。
本シリーズでは、企業と従業員、そして社会全体が幸福になる働き方を考えていく。
タワーズワトソン ディレクター/株式会社ヒューマネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループを経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「う つ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方 法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。