ITの進化やグローバリゼーションの拡大、働く意識の変化等において、企業に求められる人材像が大きく変わって来た。当番組では特にハイパフォーマー(高業績者)に焦点を当て、特徴や行動特性の変化を考察していく。講師は、約25年にわたって人材アセスメントを手掛け、企業人事を見てきた川上真史氏。
第1回目は、最近特に問題となっている、サクセションプラン(後継者育成対策)におけるハイパフォーマーの課題を取り上げ、成果主義導入後、浮かび上がる問題点と実情、これから期待される姿を分析する。
タワーズワトソン ディレクター/株式会社ヒューマネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループを経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。