牛窪氏が代表を務めるインフィニティでは、定量調査だけでなく、数多くの個別およびグループインタビューを通じ、さまざまな世代の消費者に対する定性調査を行っています。調査を通じて下記をはじめとする消費者の特徴が見えてきました。
☆団塊ジュニアを節目とし、その上世代、下世代での世代間ギャップ
☆所得格差のみならず、親との二世代、三世代消費や近接居住による「エリア格差」「階級格差」
☆Sクラスのベンツを買う富裕層がユニクロやH&Mに行き、150円のわさびを「もったいない」と節約する新ロウワーミドル層がルンバやルクルーゼの鍋を買う、という、「超メリハリ消費」
そこで本番組では「消費者の実像が見えにくくなった」と言われていますが、上記のような消費者調査を通じて見えきた、消費者のナマの声とそこに埋もれる潜在ニーズから、未来に向けたキーワードを届けていきます。
番組概要
マーケティング
消費トレンドの変化と未来予測
番組詳細
第1回:最新「おひとり様」消費
当番組は、日本人の買い物行動がここ20年で大きく変わっていることに注目し、消費トレンドの変化と未来予測を行っていく。バブル崩壊後、右肩下がりの経済と非正規雇用の増大、未婚率の増加は、人生の価値観を変え、消費行動を大きく転換させている。
第1回目は、特に「おひとり様」と呼ばれる独身層を、時代の変遷と共に追っていく。講師は、女性だけのマーケティング会社「インフィニティ」代表取締役の牛窪恵氏。各世代の行動特性を分析し、2000年代からブームとなっている「おひとり様消費」の実態を解説する。
第1回目は、特に「おひとり様」と呼ばれる独身層を、時代の変遷と共に追っていく。講師は、女性だけのマーケティング会社「インフィニティ」代表取締役の牛窪恵氏。各世代の行動特性を分析し、2000年代からブームとなっている「おひとり様消費」の実態を解説する。
第2回:現代若者消費 ~草食系世代、さとり世代の財布とライフスタイル~
日本はここ20年来、所得は伸び悩み、消費活動が低迷している。企業も従来とは違った新たなマーケティング戦略に迫られている。そこで注目されるのが現在の若者層。現28歳から36歳までの「草食系世代」と、現18歳から27歳の「さとり世代」の動向だ。
本講座はこの年齢層にスポットを当て、現代若者のはやりもの、サービスの傾向等を探っていく。番組後半は、大阪大学大学院経済学研究科准教授の安田洋祐氏を迎え、彼らのライフスタイルを分析した上で、新たなサービスの考え方や販路の開拓の方法を、講師と考察する。
本講座はこの年齢層にスポットを当て、現代若者のはやりもの、サービスの傾向等を探っていく。番組後半は、大阪大学大学院経済学研究科准教授の安田洋祐氏を迎え、彼らのライフスタイルを分析した上で、新たなサービスの考え方や販路の開拓の方法を、講師と考察する。
第3回:二世代・三世代消費 ~団塊ジュニア以降の家族観と「親ラブ」消費~
二世代・三世代消費として団塊ジュニア以降の家族観と「親ラブ」消費を取り上げる。団塊世代&団塊ジュニアを二世代消費の起点と位置づけ年収・待遇面、働くママ、オタク出現などを背景から人口ピラミッド上も注目される両世代、旅行市場、草食系世代、さとり世代を解説する。国内最大規模のアンケートパネルmifから三世代消費の実態を検証する。
第4回:Neoシニア消費 ~フロンティア欲求とおひとりシニア市場~
日本の人口ピラミッドで一番のボリュームゾーンは、60歳代半ばの団塊世代だ。戦後の高度成長期を支えた彼らは、戦前の価値観を変え、フロンティアスピリットを持ったNeoシニア層と呼ばれる。今後、少子高齢化となる国内で、消費活動の中心となる重要な層ともいえるだろう。
第4回目はNeoシニアに目を向け、高齢化社会の消費動向を多方面の観点から見ていく。ゲストは野村総合研究所上級コンサルタントの石原進一氏。高齢者の消費行動、価値観等を分析した先には、新たなビジネスチャンスが見えてきた。
第4回目はNeoシニアに目を向け、高齢化社会の消費動向を多方面の観点から見ていく。ゲストは野村総合研究所上級コンサルタントの石原進一氏。高齢者の消費行動、価値観等を分析した先には、新たなビジネスチャンスが見えてきた。
第5回:「バブル世代」男女とは?
日本経済が縮小していく中、早晩に消費活動へ貢献すると思われる年代層がある。現44歳から55歳までの「バブル世代」だ。彼らの多くは、そろそろ子育てや住宅ローンが終わり、市場に戻って自分消費をするだろうと言われている。高度成長期に青春時代を過ごし、本物やブランド志向、ワンランク上をキーワードに活動していた世代が、どのようなかたちで戻ってくるのだろうか。時代と世代を合わせた独自のフィルタリングで分析を行っている小原直花氏をゲストに迎え、多方面からバブル世代を見ていく。
第6回:「ママ友世代」とワーキングマザーの新消費&胸のウチ
現政権は「すべての女性が輝く社会」を最重要課題に挙げている。労働力の担い手として今後さらに増えるだろうワーキングマザー(ワーママ)、その中心層になるのが、人口構成比で2番目のボリュームゾーン「団塊ジュニア世代」だ。年齢は38歳から43歳、幼稚園、小・中学生くらいの子どもを持ち「ママ友世代」とも呼ぶ。男女平等教育を受け、共働きや派遣の女性が増えた時代だが、伸びない年収に苦戦もしている。社会の中で期待と現実に向き合うワーママたちの実態を、『AERA』編集長の浜田敬子氏と探っていく。
その他講座
カテゴリ番組名講師名受講料(税込)
マーケティング
マネジメント ストーリーとしての競争戦略 楠木 建 19,250円全7回 マーケティング 人口減少時代における新しい街づくりへの挑戦 三浦 展 13,750円全5回 マーケティング 消費トレンドの変化と未来予測 牛窪 恵 16,500円全6回 イノベーション
マーケティング 消費者から始まるユーザーイノベーション 小川 進 13,750円全5回 マーケティング ラグジュアリーブランドへの挑戦 長沢 伸也 13,750円全5回 マーケティング テクノロジーが変えるリテール・マーケティング 藤元 健太郎 13,750円全5回 マーケティング 越境ECによるビジネスチャンス 村山 らむね 13,750円全5回 マーケティング 売れる仕組みのエッセンス 理央 周 8,250円全3回 マーケティング 住みたい街、行きたい街~都市間競争時代を考える~ 三浦 展 13,750円全5回 マーケティング 超ソロ社会・ニッポンの未来 荒川 和久 13,750円全5回
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受講料(税込)
講師紹介
牛窪 恵
うしくぼ めぐみ
マーケティングライター/世代・トレンド評論家/有限会社インフィニティ代表取締役
2005年1月より財務省財政制度審議会専門委員。
2005年~日経MJ広告賞選考委員。2013年秋より、内閣官房「国・行政のあり方に関する研究会」研究員他
1968年東京生まれ。日大芸術学部映画学科卒業、大手出版社に入社。5年間の編集及びPR担当の経験を経て、フリーライターとして独立。2001年4月、マーケティングを中心に行う、受精だけのマーケティング会社・インフィニティを設立。
2005年~日経MJ広告賞選考委員。2013年秋より、内閣官房「国・行政のあり方に関する研究会」研究員他
1968年東京生まれ。日大芸術学部映画学科卒業、大手出版社に入社。5年間の編集及びPR担当の経験を経て、フリーライターとして独立。2001年4月、マーケティングを中心に行う、受精だけのマーケティング会社・インフィニティを設立。