BBT Learning Market

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番組概要

ソフトスキル

子育てと子供の教育

日本では「教育=学校」「教育=先生」と親が思い込んでいるのが問題である。
答えのない時代に問題は何かということを自分で定義し、どう解決すればいいかを自分で考えることができる「自立できる子供」をどうやったら育てられるか。
子供の教育には何が重要なのか、親は子供の物の見方や考え方にどのような影響を与えられるか、ご紹介する。

番組詳細

第1回:発想力 ~「発見と探究」で発想する~

日本では、とかく人と同じように横並びで行動することをよしとする風潮がある。協調性は必要だが、子どもたちに発想力を付けるには、まず親を鍛えなければならない。講師のK.I.T虎ノ門大学院教授、三谷宏治氏は、限られた資源の中で、時間的な自由度が大きい「放牧型」共育により3人の子どもを育ててきた。
本番組では、現在子育て中である3人の参加者に、三谷氏が自身の子育て体験も交え、クイズ形式で問いかけ、実際に動いて考えてもらう。

第2回: 決める力 ~「自立と幸せ」にむけて~

子どもたちは、もともと発想力が豊かだ。日本人は物事を決めることが苦手な人が多いが、訓練次第で身に付けることができる。発想力や決める力を子どもに付けさせるべき親や教員たちが、その芽を摘んでいることは往々にしてある。子どもの自立を促し、幸せな生活を送るために決める力を育む教育とは、どのようなものか。講師である三谷氏のご令嬢3人それぞれのエピソードには、さまざまな教訓や示唆がちりばめられていて興味深い。

第3回:生きる力 ~「脱ワン・ほめる」で幸せに

子育てに正解はないが、非行やニートにならず、幸せになってほしいと願うのが親であろう。子どもが一生懸命話そうとしているのに親が遮ったり、何かを言う前に先回りして決めつけたりしていると、子どもの言語能力は育たない。子どもの欲求を理解していても、親は分からない振りをして、自分の考えを言葉で表現させる訓練をすると他人と深いコミュニケーションを取ることに役立つ。
本番組では、参加者同士が相手の自慢の一品を褒める演習も交え、子どもたちの生きる力をどう高めていくかについて考察する。
受講料(税込)
8,250

講義時間:3時間

受講期間:12ヶ月

講師紹介

三谷 宏治

みたに こうじ

K.I.T.虎ノ門大学院 主任教授
1964年大阪生れ、福井で育つ。東京大学 理学部物理学科卒業後、ボストン コンサルティング グループ(BCG)、アクセンチュアで19年半、経営コンサルタントとして働く。92年 INSEAD MBA修了。2003年から06年 アクセンチュア 戦略グループ統括。2006年からは特に子ども・親・教員向けの教育活動に専念。現在は大学教授、著述家、講義・講演者として全国をとびまわる。K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授の他、早稲田大学ビジネススクール・グロービス経営大学院・女子栄養大学 客員教授。放課後NPO アフタースクール・NPO法人 3keys 理事を務める。『経営戦略全史』(2013)はビジネス書2冠を獲得。永平寺ふるさと大使。3人娘の父。