BBT Learning Market

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番組概要

マネジメント

経営者目線で考える全社戦略

多くの企業が複数の事業部を抱え、それぞれのリーダーが事業を運営していますが、会社の代表者が立てる全社戦略と事業戦略は全く別の思想によって考える必要があります。そのため、個別事業部のトップが経営者になり全社戦略を立てようとしても、思考停止に陥ってしまうことがあります。
本番組では、全5回のシリーズで経営者に必須となる全社戦略を解説します。

番組詳細

第1回:全社戦略とは何か

多くの企業が複数の事業部を抱え、それぞれのリーダーが事業を運営しているが、会社の代表者が立てる全社戦略と事業戦略は全く別の思想によって考える必要がある。個別事業部のトップが経営者になり全社戦略を立てようとしても、思考停止に陥ってしまうことがある。本番組では、全5回のシリーズで経営者に必須となる全社戦略をしっかりと学んでいただく。第1回の今回は、イントロダクションとして、事業戦略との対比から、全社戦略とは何かについて解説する。

第2回:シナジー 、多角化

複数事業を営む企業では、それぞれの事業がシナジー(相乗効果)を発揮し、企業価値が増大するコングロマリット・プレミアムを目指さなければいけない。シナジーには、①活動の共有と、②コア・コンピタンスの共有の二つのタイプがある。これらの共有を正しく行うことができれば、多角化の成功確率は上昇する。本番組では、ブリタニカ、キヤノン、オリンパス、GE、トヨタなど、各社の成功例、失敗例を基に、企業価値向上のための全社戦略を検証する。

第3回:ポートフォリオ・マネジメント、資源再配分

複数事業を持つ企業は、事業間でヒト・モノ・カネの資源を配分したり、事業の新設・継続・廃止を決定したりしなければならない。異なる事業を束ねて管理する際に指標となるツールが、BCG(ボストンコンサルティンググループ)が開発したPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)である。本番組では、キヤノン、デュポンなど事業をタイムリーに転換し成長を続けている企業をPPMによって分析し、ポートフォリオ・マネジメントの限界と効果を検証する。

第4回:全社ビジョン、全社事業ドメイン

複数事業を運営する企業が成長を続けるため、コーポレートは、全社ビジョンを定めて浸透させる必要がある。全社ビジョンの必要性、構成する要素を説き明かし、本当に機能する全社ビジョンの実例を検証する。自社資源を効率的に活用するため、全社事業ドメインを決めることも重要になる。自社の立ち位置をどこに定めるのか、どうやって各事業をマネージして「ドメイン」に意味を持たせるのか、ヤマハ発動機、トヨタなど成長を続ける企業の全社事業ドメインを検証する。

第5回:全社組織、全体のまとめ

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受講料(税込)
13,750

講義時間:5時間

受講期間:12ヶ月

講師紹介

菅野 寛

かんの ひろし

早稲田大学ビジネススクール 教授
東京工業大学工学部卒。同大学院修士課程修了。㈱日建設計に勤務した後、米国カーネギーメロン大学にて経営工学修士(Master of Science in Industrial Administration with Award)取得。その後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に入社し、十数年間、日本およびグローバル企業に対してさまざまなコンサルティング・サービスを提供。主として製造業、ハイテク/IT、テレコミュニケーション、メディア企業のコンサルティングを手掛ける。 BCGにおいてパートナー&マネージング・ディレクター職、Technologies, Media and Telecommunication Practice(テクノロジー、メディアおよびテレコミュニケーション専門部会)のアジア/パシフィック地区リーダーを経て2008年より一橋大学 大学院 国際企業戦略研究科 教授。2012年4月から2014年3月まで 一橋大学 大学院 国際企業戦略研究科 研究科長。